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FABOOL Laser Mini 排気装置

排気用に取り付けたトイレファンVT-20ですが、現状の排気能力は十分です。
ベニヤやMDFの加工後にカバーを開けても、匂いはそんなに気にはなりません。

ただし、アクリルは別です。
もともとの悪臭がひどい。
排気はされてますが、これを屋外にそのまま出すのは、はばかれます。
メーカーや自作の方々がされているように活性炭やフィルターを検討してみます。

早速、ホームセンターで手に入るものを買ってきました。
観賞魚のろ過装置用フィルターと活性炭。


とりあえず、ダクト内に入れて実験です。
装置側から、
フィルター1枚⇒活性炭2個⇒ファン⇒活性炭2個
の順です。

アクリル板を加工して、様子を見ます。
当然、流量が落ちますが、排気はされます。
加工後の残り香が多い気がしますが、これも流量のせいでしょう。

屋外の排気口の様子ですが、一瞬匂いが減ったと思ったものの、近寄ると依然と変わらず強い匂いがします。
流量が減って、匂いが減ったと思っただけでした。

まあ、みなさん結構大がかりにされているので、こんなものとは思っていたので、活性炭のみ更に発注しておきます。

とりあえず、手元にあるろ過用活性炭を、ダクトの継ぎ手に使っていた長さ120㎜の塩ビ管(VU65)に詰めてみます。
塩ビ管に野菜用の網をかぶせて、活性炭を中に入れます。活性炭が存在しない空間ができては意味がないので、きっちり詰め込みたいものです。
奇跡的に手持ちの5袋全て入れると、ちょうど良い感じです。

ファンの出口で使ってみます。
赤いテープの部分が活性炭フィルター。

流量がさらに減ってしまうので、手前のろ過フィルタは取り除いて、活性炭だけで実験です。
屋外の廃棄口の周囲50cm以内に入らないとにおわない感じです。
でも、やっぱり流量が減っただけで、もとの匂いは減ってないのでは・・・
活性炭はそんなに即効性はない気がする。

後日、ヤシガラ活性炭が届いたので、塩ビ管を95cmに延長してみます。

結果、アクリルの加工には実用に足りない風量になってしまいました。風量が少ないせいか、ケースから匂いが漏れてきます。
その場ではあまり気づかないですが、屋外から現場に入ってくるとかなり臭いです。

MDFやシナベニヤの加工の場合、匂いの面ではこのままでもいいかもしれません。
しかし、風量の面で言うと、風量が少ないせいで粉塵がケース内に溜まることもわかりました。

何らかのフィルタを入れつつ、粉塵が溜まらない程度の風量を得るなら、うちの環境ではVT-20で役不足。
フィルタの実験を続けるにしても、風量不足が足かせになります。

また、装置に一番近いフィルタは粉じんの除去が目的でしょうから、今のろ過フィルタは目が粗すぎる気がします。
このあたりもも更に検討していきたいです。

最後に、窓に設置した排気口の写真を掲載しておきます。
こちらは、ガラリ付きダクトキャップです。

加工しないときは、窓を閉めておけます。
窓との隙間は、コンパネ側に貼った隙間テープで埋めてあります。