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FABOOL Laser Mini タイミングベルトテンショナー

3月末に、あるものづくりスペース主催の方に、FABOOL Laser Co2 を見せていただきました。
まず、思っていた以上にサイズが大きいなという印象でした。
私の場合、設置場所だけ考えると、miniで正解だったと思いました。
稼働しているところは見ることはできませんでしたが、位置ずれやFabool softwareの使い勝手については、自分と同じような問題を感じておられるようです。

ベルトの調整にも苦労されているようです。その話の流れで、「miniのようにタイミングベルトが一周している機構だったら、タイミングベルトテンショナーが使えますよ」とアドバイスいただきました。

ベルトテンショナーとは、ベルトのテンションを一定に保つ機構で、3Dプリンターではプリント精度が向上するとのことです。
下の写真のようなバネ式がお手軽なようです。

アマゾンで購入しました。

Y軸に左右各1個、X軸に1個取り付けました。
フレームに干渉しない位置に取り付けます。

従来の状態にテンショナーを追加したので、ベルトの張りが強くなります。
ひょっとしたら、ベルトの張りを見直したほうがいいのかもしれません。
今回は、このまま加工してみましたが、特に問題ありませんでした。
相変わらず加工位置によっては空回りするY軸ホイールが有りますが、特にそのままでも問題なく利用できています。

更に、以前位置ずれが発生したデータを加工してみました。

貫き穴の加工スタート部分にちょっと怪しい部分(赤丸)もありましたが、一応切れていました。
テンショナーの効果かどうかはよくわかりません。
サンプル不足なので、数をこなしてみます。