またまた、位置ずれです。
しかも、今まで問題なかったデータの特定の部品だけ。
写真の赤枠内の部品の外周だけ位置ずれします。
内部の抜き穴は正常です。
拡大。
赤丸内は捨てデータです。
一番最初に加工する線が位置ずれし易いという経験から、一番最初にカットする短い直線を、捨てデータとして配置しています。
捨てデータが2本あるのは、部品の外形と内部の抜き穴を色分けしてカットしているからです。
ちなみに、捨てデータが位置ずれして、本データが正常に加工できている例です。
捨てデータがぶれて太くなっています。
今まで問題なかったデータで発生しているので、メカ要因なのでしょうが、メカ調整では対処できませんでした。
部品の外周部分のカット方法を、反時計回りから時計回りに変更することで、改善しました。
改善前。Y方向にカット線がぶれています。
写真のような軌跡で捨てデータを経由してから、時計回りに加工していきます。
改善後。正常です。
捨てデータを若干下方へ移動したことにより、矢印のように反時計回りに加工していきます。
推測するに、反時計回りの移動に問題があるということでしょうか?
ソフト的な要因が関係しているのかは、わかりません。