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洗濯機の修理 羽根(パルセーター)交換

10年選手の洗濯機が壊れました。

先日、稼働時の洗濯機が静かすぎるという話題になりました。
更に、家人によるとスタート後の洗濯物の計量(洗濯槽が回って計量する動作)もこのごろおかしいとのこと。
計量後に水量が自動で決まるのですが、洗濯物の量にかかわらず常に40Lになるらしいのです。

洗濯機を実際に見てみると、槽内の水流を作る羽根が空回りしています。
中央のボルトが緩んでいるので、締めなおすのですが、すぐに緩んでしまいます。

とりあえず、取り外してみました。


羽根を外したあとの、洗濯機の回転軸。
掃除後の写真です。
実際はかなり水垢で汚れていました。
中心の軸に羽根が付きます。
中心の軸とは別に周囲の洗濯槽も回転します。
洗濯槽を固定するナット(赤丸内)が緩んでいました。
計量がおかしかった原因はこのナットでしょうか?

ネットで調べると、回転軸との嵌合部である、羽根の軸穴が摩耗していると、空回りするようです。

羽根の軸穴の写真。
正常な状態がどんな感じかわからないので、摩耗と言われてもピンときません。

そして、この羽根、パルセーターというらしいですが、普通にネット通販で買える模様。

早速、手配。
奇跡的にネットストアの実店舗が同じ市内だったため、翌日には到着しました。
ありがたや。
洗濯機の型番で選定したのですが、全く同じものが届きました。

新品の軸穴。
歯車のような溝が見えますね。
そういえば、軸の方にも溝があります。
この溝のおかげで空回りしないんですね。

ボルトとOリング付きです。
更にもう一つ、ボルトが同梱されてました。
機種によっては同梱のネジと交換する必要があるようです。

洗濯槽のナットをウォータポンププライヤーで、パルセーターはインパクトドライバで締め付けて、修理完了でした。

ちなみに今回は、パルセーターとシャフトブッシュのセット品を購入しました。
シャフトブッシュは、パルセータと軸のあいっだに入れる座金のようなものです。
今回、シャフトブッシュの腐食もひどかったので。
右が新品です。