ケーブルベアの設計
紹介する機会がなかなかなさそうなので、今回はケーブルベアについて。
X軸とY軸用に各1セットずつ使います。
細いほうがX軸用。リミットスイッチ用ケーブルと消炎エアー用ホースが通ります。
太い方はY軸用。上記2本に加えX軸用モーターケーブルが通ります。
ケーブルベア両端の金具は買わなかったので、3Dプリンターで留め具を作ります。
メーカーさんの3Dデータあるのはとてもありがたいです。
ケーブルベアの3Dデータを転写して留め具をモデリングしました。
結構苦労したので、金具を買って利用したほうが設計が楽だと思います。
Xキャリッジにのせる方のケーブルベアホルダー。
このベースにリミットスイッチも取り付けます。
反対側はこんな感じ。
Y軸側も同様に設計します。
部品の取り付けに、あらかじめ3Dプリント品のあちこちに開けておいたタッピングスクリュー用の下穴が活躍しました。
後付なので、Y軸キャリッジから横に結構はみ出します。
キャリッジ設計時に同時にケーブルベアの取り付けも考慮していれば、もう少しコンパクトになったかもしれません。
実際に取り付けるとこんな感じ。
軸に対して負荷になるんじゃないかと心配でしたが、動きもスムーズですし特に問題ないようです。
余談ですが
ケーブルベア周りの組み立てに使うボルトをホムセンに買いに行った際、採寸するの忘れたことに気づいたんですが、スマホから Fusion360アプリで 3Dデータにアクセスして寸法を確認して、無事ボルトは購入できました。
アルミフレーム組立時もアプリで材料を確認しつつ作業しました。
かなり便利です。