FABOOL Laser Mini 組み立てのこと(2)

(1)からの続き

■Y軸の組み立ての後半、一番手前のフレームの組付けがしっくり行きません。下の写真のようにどうしても隙間が空いてしまいます。
無理やり締め付けることもできますが、Y軸の動きが、かなり固いです。

Y軸の中央に比べて、両端のほうが動きが固いので、恐らく下図のようになっていると推測しました。
Y軸ローラーの位置が外側にふくらんでいて、フレームが変形しているようです。
mini v plateは、目一杯内側に取り付けてあるので、mini v plateの位置合わせでは是正できません、。
しょうがないので、AとBのホイールのナットをゆるてやります。取り付け穴に若干のクリアランスがあるので、ホイールは赤矢印の方向に移動します。

結果、下図のようにフレームの変形が是正されます。
その後、AとBのホイールをフレームに押し付けるようにして、ナットを締めて固定します。
また、偏心スペーサー付きのホイールCがレールから離れているので、ホイールが青矢印の方向に移動するように再度偏心スペーサを調整します。

以上の調整で、ガタなく、Y軸の移動もスムーズなら問題ないです。
私の場合は下図のように、ホイールAだけ空回りしていたので、ナットを緩めて再度赤矢印の方向に押し付けて固定し直しました。
念のため、反対側のmini v plateもホイールの空回りをチェックしたほうが良いです。

■タイミングプーリー
タイミングプーリーを取り付けるモーター軸に下の写真のうように、Dカットが入っています。マニュアルではDカットについて触れてはありませんが、私はイモネジの一つをDカット面に締め付けました。
でも、Dカット面の範囲は限られているので、完全にはプーリーとV slot溝のセンターが合わせられません(写真参照)。
Dカット面にこだわるなら、プーリーを反転して(イモネジがモーター軸の先端側になるように)つけたほうがいいかもしれません。

■idler pulley plate
idler pulley plateにバリあり。

せっせとヤスリます。

■コルゲートチューブの固定
コルゲートチューブを固定する「光学ステージに取り付けたネジ」ですが、チューブは稼働するので、このままでは必ずネジが緩みます。
下の写真のように、付属のネジより長いものを、ナットと一緒に取り付けます。ナットはネジの緩み防止です。

■配線
参考までに・・・

(おしまい)

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