今回は、ニキシー管IN-14用のプラソケットを作ってみます。
下の写真のような単なるスペーサーはIN-14についている場合があります。
IN-14はリード線タイプなので、ハンダづけして実装しますが、メンテナンスを考えるとソケットが欲しくなります。
上のスペーサーにピンソケットが挿入されたようなものを検討してみます。
こんな感じです。
元のスケッチは、基板の部品データからおこしたDXFです。
ピンソケットはマックエイトのWDシリーズで。
ピン穴は段差も作画してあります。
試作品。
Outer shell speedとInner shell speedを15にして、FR=100%でプリントしています。
思ったより良い出来です。
フィレットを追加してエッジを丸めているのですが、あまりわかりませんね。
穴の段差も造形できています。
スペーサーとして、IN-14に挿してみます。
そんなに精度いらないので、問題なく使えそうです。
もう少しピンは深く挿入できます。
一部外径が小さく仕上がっていて、押し込めない穴があります。
この状態で、IN-14をソケットにピッタリ挿入したら、リード長は5mm程度にカットする必要があります。
もう少し、長くリードを残せるようにしたいと思っています。
ソケットの厚みを増やすか、ピンの全長を長くするか、というところですね。
別件ですが、ハンダごての熱でプラが溶けそうですね。
ABSにすれば、短時間なら大丈夫なのかな?