HICTOP 3Dプリンター 3DP-21 プラソケットを作る

今回は、ニキシー管IN-14用のプラソケットを作ってみます。
下の写真のような単なるスペーサーはIN-14についている場合があります。

IN-14はリード線タイプなので、ハンダづけして実装しますが、メンテナンスを考えるとソケットが欲しくなります。
上のスペーサーにピンソケットが挿入されたようなものを検討してみます。

こんな感じです。
元のスケッチは、基板の部品データからおこしたDXFです。

ピンソケットはマックエイトのWDシリーズで。
ピン穴は段差も作画してあります。

試作品。
Outer shell speedとInner shell speedを15にして、FR=100%でプリントしています。
思ったより良い出来です。
フィレットを追加してエッジを丸めているのですが、あまりわかりませんね。
穴の段差も造形できています。

相変わらず、鼓形状?
下膨れ感があります。

スペーサーとして、IN-14に挿してみます。
そんなに精度いらないので、問題なく使えそうです。

ソケットピンWD-6を挿入して、基板に載せてみます。

もう少しピンは深く挿入できます。
一部外径が小さく仕上がっていて、押し込めない穴があります。

この状態で、IN-14をソケットにピッタリ挿入したら、リード長は5mm程度にカットする必要があります。
もう少し、長くリードを残せるようにしたいと思っています。
ソケットの厚みを増やすか、ピンの全長を長くするか、というところですね。

別件ですが、ハンダごての熱でプラが溶けそうですね。
ABSにすれば、短時間なら大丈夫なのかな?

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