Y軸を改造します
Y軸を現行の2モーター式から、左右のスプロケットをカップリングした1モーター式へ変更します。
XとY軸の直行度の調整は、こちらの構造のほうが補正しやすいと言う結論に至りました。
また、 改造のハードルの低さ=速攻性も決め手。
概要
左右のスプロケットの同期用にΦ5、L500mm以上のシャフト探してるのだけど、この径と長さだとアルミや真鍮製しか見当たらない。
アルミ棒での作例も多いから、軸受さえ適正に配置すれば強度は問題ないということか。
Y軸モーターの一つを両軸タイプに置き換えて、あとはカップリング、シャフトと、反対側の軸受を準備すれば形にはなりそう。 アルミシャフトねじれないかな・・・
つば付きのベアリングが余ってるので有効利用したベアリングホルダー。
このベアリングホルダーをもう片方のモーターと置き換えます。
改造
ダブルシャフトのモーターが届きました。
ちょっと手違いを期待してたけど、商品説明通りのDカットなし、コネクタなしでした。
モーターもカップリングも アマゾン で購入。
アリエクのほうが安いですが、配送の早いアマゾンプライム品(アマゾン倉庫からの出荷)にしました。
アルミシャフトはホムセンです。
組み付けました。
片側は両軸シャフトのモーターと置き換え。
両軸モーターと反対側のプーリーはシャフトのたわみが懸念されたので、ベアリング2個で挟んだちょっと大げさな感じになりましたが、しっかりした構造になりました。
動作確認と直行度の調整
動作確認。
セミが無茶苦茶うるさいので動画は音消しています。
特にgrblの設定はいじらずに動いてます。
これから2軸の直行度の確認と調整。
A4コピー用紙を半導体レーザーで矩形にカット。
直角度を確認すると平行四辺形なので、左右のスプロケットをずらす調整。
この繰り返しです。
相変わらず、 直行度確認はこういう方法しかないんだけど、かなり良くなったと思います。
円も滑らかです。
これでやっと光学系の組み立てに取り掛かれるかな・・・