電装の前に昇降テーブルについて
前回、次回電装やりますの告知しましたが、その前に昇降テーブルについて・・・
昇降テーブルには、ワークを載せるハニカムテーブルを取り付けます。
加工時にワークの厚みに合わせて焦点距離を調整するために、昇降テーブルでハニカムテーブルを上下させます。
ハニカムテーブルは一枚板のカッティングテーブルに比べて、ワークを貫通したレーザー光の跳ね返りを抑制するので、ワーク裏面が傷つくのを防げます。
また細かなカット品の脱落が防げるので、カッティングテーブルとしてハニカムテーブルがよく採用されるようです。
ところで、今回使用する昇降テーブルの天板は一枚板です。
このままハニカムテーブルを載せてもハニカムが天板でふさがってしまい、その用をなさないので、天板をくりぬくこととにします。
天板はアルミなので加工は容易です。
四隅に大きめの穴をあけて・・・
ジグソーで開口し、ヤスリで仕上げました。
ハニカムテーブル取付用のタップ穴もあけておきます。
ハニカムテーブルをアルミアングルとボルトで、昇降テーブルに取り付けます。
本体に取り付けるとこんな感じになります。
昇降ノブの製作
昇降機は写真のようなハンドルで操作しますが、都度付けたり外したり面倒なので、3Dプリンターでノブを作りました。
ノブ本体の印刷。
積層0.2mmなのでノブのRが荒く縞状に見えますが、用途的には問題ないでしょう。
こちらは先ほどのノブと昇降機をつなぐカップリング。
ノブとカップリングを組んだ状態。
昇降器に取り付け完了。
ガタもなく、 割と軽い力で操作できるようなので安心しました。
次回こそ電装について・・・