CO2レーザーカッターへの道(14)

製作記が年を越してしまいました

今年も宜しくお願い申し上げます。
では、早速・・・

電装について

装置の向かって右側に制御関係のパーツを配置します。

前面から。
スイッチ付きテーブルタップで機器の電源を個々にオンオフします。
テーブルタップの上にあるのはメインのブレーカーです。

背面から。
大きな開口は制御部の冷却ファンを配置する予定

後方にレーザー電源(青い箱)を配置します。
奥行きが結構ギリギリでした。
アースをアルミフレームにしっかりとります。
アース取らないとレーザー照射中に冷却パイプとか触ると強い静電気みたいなビリビリを感じます。
レーザー電源の上にある黒い箱は、エアポンプです。

エアポンプのシリコンチューブはケーブルベアを通って、レーザーヘッドの筒まで配管します。
エアポンプは水槽用で、近所のホムセンで入手できる一番大きいものです。
したがって、強力なエアーがでて消炎するというよりは、第3レンズ付近の内圧を上げて、加工中の煙や粉塵がレンズに付着するのを防ぐ目的で使っています。
今後加工中にひどく炎が上がるようなら、別途消炎ポンプの設置が必要になるかもしれません。

2階建てベースの2階に制御基板を実装して、1階部分にはACアダプターや他の機器のACケーブルが這っていたりします。
レーザー電源の隣りにあるスイッチング電源はラジエータやデジタル温度計用の12V電源です。

配線後の外観です。
配置にちょっと余裕がありませんでした。

テーブルタップ部の拡大。
配置は、手前から立ち上げ時に電源を入れていく順番にしてあります。

配管(水回り)

向かって左側は冷却水関係のスペースです。

背面側に、水冷ポンプを配置。
レーザーカットしたアクリル板で作った台座に固定して、 水受けのタッパーの中においてあります。

水冷ポンプを固定したアクリル台座。
T字スロットというつなぎ方で角面を組んでいます。
こちらのサイトで簡単に設計ができます。

ラジエーターの裏にフローセンサーが見えます。
手前の配線がごちゃごちゃしていますが、これから更にインタロックを追加していきます。

左前面のデジタル温度計。
上が水温用、下が気温用。
側面から出ている銀色の筒が気温用の温度センサ。
もう疲れて、温度センサなんか側板の穴から出してるだけですね。
温度計のアクリルカバーもレーザーカットしたもの。
この温度計は上下限値を設定してリレー出力できるので、冷却水温度が設定範囲を外れた場合はレーザー電源をオフするように配線してあります。

背面です。
下段に排気ファンと、冷却水タンクが配置してあります。

排気ファンはオークションでボイラーに使われていたものを落札しました。
大きめのプチプチで作った座布団にのせて防振してあります。

ダクトの継ぎ手は3Dプリント品です。

冷却水タンク(ダイソーの20L蓋付きケース)。
水温測定用のセンサを排水ホースの出口付近に設置してあります。
給水ホースの入り口には目の細かいネット(三角コーナーの水切り)をかぶせて、一応フィルター的な効果を狙っています。
水は水道水で、水槽用のカルキ抜きを混ぜてあります。
中に入れてある黒いものは水の腐敗を防ぐ(除菌?)と言われている銅釘。
効果はまだよくわかりません。

尚、冷却水の循環経路は下記の通り。
水タンク→ポンプ→レーザー管→フローセンサー→ラジエーター→水タンク

 

 

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