1.クリアランス調整
調整の前に、X軸とZ軸の直角度を見てみます。
まあ、いい感じではないでしょうか?
ここだけ良くてもしょうがないんですが・・
正面の電源スイッチを上に押して、電源を入れます。
液晶画面が点灯しました。
上記の画面で、液晶画面下のジョグダイヤルを押すと、下のようなメニュー画面に移行します。
さて、操作が全く分かりません。
ダイヤルを回すとカーソルが上下して、カーソル位置のメニューの文字が反転します。
ダイヤルを押すとメニュー選択で、さらに下の階層のメニューが現れます。
組立動画を見ると、原点サーチさせています。
とりあえず、
Prepare > Auto Hme
とクリックすればX⇒Y⇒Z軸の順に原点サーチします。
X軸とY軸が予想以上に高速で動くのでビビります。
しかも、リミットスイッチに本当に当たりに行くので、結構大きな音がします。
Z軸はゆっくり下降します。
原点サーチした時点で、ノズルはテーブル上にありますが、若干テーブルにノズルが接触していたので、テーブルの高さを下げて隙間を開けます。
そうしないと、再度原点サーチした際はX軸が先に動くので、ノズルでテーブルをゴリゴリすることになります。
テーブルはバネで逃げるので被害はないと思いますが、念のため。
テーブル下の3か所の調整ねじで高さ調整できます。
一度原点サーチしたあとのリミットスイッチを踏んでいる状態から再度原点サーチした場合は、移動量が少ない(スイッチON⇒OFF⇒ONの動作だけ)ので比較的静かです。
添付のSDカード内の説明書(Step3-Adjust Heating Platform.pdf)を読んでみます。
Auto homeした後、ノズルとプラットホーム=ヒートベッドの隙間をA4用紙1枚分の厚みになるように調整せよとのこと。
ノズルとA4用紙の間に少し摩擦を感じるぐらい、A4用紙に傷がつかないくらい、が目安。
マニュアルでノズルを動かせと読めます。
これだけ・・・・
内容の超薄い説明書です。
電源は入ったまま軸を動かしていいんだろうか?
そもそも、電源が入っていると(制御されてると)軸は固くて手では動かせません。
いろいろいじっていると、
Prepare > Disable Steppers
で軸がフリーになることがわかりました。
とりあえずベッドの4隅で隙間を調整してみます。
3か所の調整ねじでベッドの高さを調整しますが、こちらを立てるとあちらが立たずで永久に合わせられない気がします。
しかも、手で軸動かすの面倒。
更にメニューをいじって、
Prepare >Bed Auto Leveling
で調整メニューに入れることを発見。
next
をクリックすると、原点サーチしてからベッドの左手前にノズルが移動します。
更に
next
をクリックするたびに、ベッドの
左奥⇒右奥⇒右手前⇒センター⇒センター上(待機位置)
とノズルが移動してくれます。
5回くらい調整を繰り返すと、いい感じになりました。
少しセンターのみ隙間が広い感じですが。
※こちらに、機種は違いますが、同じHICTOP社製3Dプリンタの液晶メニューの解説記事があります。
参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
こちらの記事を、最初に読めばよかった!
※現時点で、本記事の組み立て方に間違いがないかは不明です。
手探りでやっていますので、組み立てが進むにつれ、訂正するかもしれません。