カット品で箱を組み立ていて、違和感を感じたので直角を確認してみました。

見事に直角が狂ってる。

早速調査すると、ベースの直角度は出ていそうです。
ということは、X軸のY軸に対する直角度に問題ありそうです。

メーカーのユーザーフォーラムで一時話題になっていましたが、下のようにベースとX軸との距離を測って見ると、写真では分かりづらいですが、左右で1.5mmほど差があります。
正面からみて右下がりになっています。

X軸が右下がりになている。

右側のタイミングプーリを手でコリッと回して、右側を少し上げると直角がでて良くなったように感じますが、電源を切って再度立ち上げると、もとに戻っています。
X軸の右側を無理やり持ち上げると、ローラーがマウントされているmini v plateにも影響して、下のようにローラーに負荷がかかるようです。
圧迫されたローラーの復元力で、電源を切るともとに戻るのではないでしょうか。

本当は、X軸をばらして、mini v plateとV-slot（フレーム）との組付けからやり直すのが正解かと思いますが、ちょっとそこまではやりたくない。
そこで、内側ローラーの袋ナットを緩めて、遊びを利用してローラーの位置を再調整しましたが、今のところ問題ないようです。

試しカットです。
直角度、改善されています。