HICTOP 3Dプリンター 3DP-21のフィラメントホルダーを作る

3DP-21のフィラメントリールを引っ掛けておく部分は、 標準ではただの丸パイプです。
リールに対する摩擦が大きくエクストールーダーへの負担を考慮すると、いつか改善したいと思っていました。
今年1月の製作です。

構想

ベアリングはぜひ使いたいと思っていました。
最初の構想です。
リールを挟むホルダーを2個の部品で構成。
部品はねじ込み式にして、ベアリングの渋さをねじ込み具合で調整する構想でした。

もっと単純な構造にします。
緑色の部品でベアリングを締め付けます。

軸の試作

軸を試作しました。
いくつか問題あるけど、ベアリングの組付けはガタもなく良さげです。

ちょっと変更を加えて、ナットも含めてネジ部のテストピースを作成。

リール取付部(回る部分)の検討

試行錯誤中。

やはりホルダーは一体型で。
時短のために黄色い部品の肉を抜いたけど、プリンターの動きの関係であまり効果ないことが判明。
この場合、肉抜きは時短というより材料の節約目的ですね。


最終版

丸い穴抜きとかプリントしにくいものを選択しちゃった。

スマホ版のFusion360ビューワーでぐりぐり動かして遊んだり。

仮組み

軸は少しミスってるので再出力の予定だったんですが、一旦組み立てました。 ベアリング入ってるのでよく回ります 。

完成

完成です。
むちゃくちゃよく回ります。
フィラメントのカラミがなければストレスフリーです。
時間はかかりましたが、作ってよかったものの一つになりました。

おまけ

関係ないですが、透明フィラメントを使ったのでライトアップしてみます。
ランタンシェードが作れるかもしれませんね。
透明度低いですけど・・・

 

 

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