CO2レーザーカッターへの道(3)

本体の設計が概ね終了

Fusion360を使用して、本体の設計を行いました。
部材の手配も進み、取り敢えずXY軸を駆動できるところまできましたので、少しづつご報告します。

X軸キャリッジ

3Dプリンターを多用します。

駆動部にはリニアブッシュを使用します。
いきなり本番の3Dプリントはせずに、テストピースを作成してみます。
なぜなら、私の3Dプリンターだと、設計より小ぶりに印刷されるので。
テストピースで「あたり」を見てみます。
結果としてはテストピースにぴったりハマったので意外だったのですが、 リニアブッシュ はマイナス交差(-0.2mmMax)なんですね。
実力としては 一番短いものが実測で-0.1mmくらい。
当然このままではキツキツのものもあるので、本番は若干大きめに設計しました。

リニアブッシュ はアリエクより手配

組んでみました。
リニアブッシュは参考にした作例(後述)を真似して、結束バンドで締め付けます。
結束バンドを通す穴はカーブしてるからサポートなしだけど問題なくプリントできました。
リニアブッシュの締め付け方でシャフトのシブさが変わる気がします。
2個直列にしてるのでバランスよく締め付けるのが良いのかも。
上面に穴がいっぱい開いてるのはタッピングビスが打てるように。

試しに ベルトド留めにベルトを通してみた
リニアブッシュの取り付けは結束バンドで

リニアブッシュを結束バンドで取り付けるのは発明だと思いますが、最初は半信半疑でした。
ちゃんと動かないように組み付けるのかとか精度でるのかなとか。
よく考えたら摺動が目的なので、 軸方向の精度はあまりいらないんですね、きっと(適当)。
そのあたりは、組み立てながら検証していきたいと思います。

最後に、今回の設計に当たり、参考にさせていただいたサイトを紹介して、先達の方々へのお礼にかえさせていただきます。

CNC全般について膨大なアーカイブです。
主に、制御回路、ソフトウェア関係について参考にさせていただいています。

基本設計や、手配部品について 参考にさせていただいています。

3Dプリント品の設計、 手配部品について 参考にさせていただいています。

自作レーザーカッターの先駆者と勝手に思っています。
基本設計や排煙装置に至るまでCO2レーザーカッター全般のみならず、3Dプリンターについても参考にさせていただいています。

 

 

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